pfn/android-sdk-plugin とは
jberkel/android-plugin のfork。以下にREADMEの和訳と試してみた時に引っかかった点などを書いてみる。
jberkel/android-plugin との違い
- jberkel/android-plugin は使うのが非常に難しいようだ
- 設定のしやすさが pfn/android-sdk-plugin の主な目的
- 4行の設定と、あとはAndroid標準のプロジェクトレイアウト
コマンド | 説明 |
---|---|
android:devices | デバイス一覧を表示 |
android:device | 以後のコマンドの対象デバイスを選択 選択されない場合、リストの最初のデバイスが対象になる |
android:install | apkのビルドとインストール |
android:run | apkのビルドとインストール、実行 |
- Eclipseや android create project で作成されたプロジェクトレイアウト を利用
- 既存の .properties をすべて読み込む
- jberkel/android-plugin にはあった TR は pfn/android-plugin には存在しない
- apklib サポートはなし
詳細は New android sbt plugin (works with stock android projects and basic scala projects) - Google Groups および pfn/android-sdk-plugin を参照。
使い方
- sbt をインストール
- android create project またはEclipseで新しいプロジェクトを作成。
- 古いプロジェクトやEclipseでプロジェクトを作成した場合は android update project -p . を実行することをおすすめ。参考: https://github.com/pfn/android-sdk-plugin/issues/3
- project/plugin.sbt を作成し、以下の内容を記載する
resolvers += Resolver.url("scala-sbt releases", new URL(
"http://scalasbt.artifactoryonline.com/scalasbt/sbt-plugin-releases/"))(
Resolver.ivyStylePatterns)
addSbtPlugin("com.hanhuy.sbt" % "android-sdk-plugin" % "0.3.6")
- build.sbt を作成し、以下の内容を記載する
name := YOUR-PROJECT-NAME
seq(androidBuildSettings: _*)
- sbtを実行。利用できるコマンドには例えば次のものがある
コマンド | 説明 |
---|---|
compile | JavaとScalaの全ソースをコンパイル Scalaの場合は自動でProguardにより処理され、そうでなければ手動で有効にできる |
android:package-release | apkをビルドしてリリースキーで署名(設定済みならば) |
android:package-debug | apkをビルドしてデバッグキーで署名 |
android:package | package-release または package-debug のどちらか。デフォルトはdebug |
- package-release で署名をしたい場合は、次の各設定を local.properties などに記述する
key.alias: YOUR-KEY-ALIAS
key.store: /path/to/your/.keystore
key.store.password: YOUR-KEY-PASSWORD
key.store.type: pkcs12 (optional, defaults to jks)
使ってみた感想
- project.properties, local.properties他を読み込んでくれるので、設定作業が楽
- jberkel/android-plugin では、 android.support.v4.app.Fragment を継承したクラスがProguardの設定をしてもkeepされず、ClassNotFoundException を吐き続けていつまでも実行できなかったのに対し、pfn/android-sdk-plugin では簡単に通過
- これから実際に開発で使ってみる
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